こんにちは。たくのすです。
今回は、志望動機についてお話します。
公務員の志望動機が見つからない人は参考にでもしてください。(ならないかもですが。)
志望動機~その1~

まず第一に、自分の生まれ育った県が、大好きだから!!
ということは別にないです。
また、人のために(県民のために)働きたい!
ということも特にありません。
というか、人のために働くのはあたり前のことであって、自分の仕事の顧客が県民であるというだけです。
「お金じゃなくて人のために」とか「ふるさとに恩返し」とかよく言われますが、絶対やめましょう。
たくのすは、やりたいことがひとつに絞れなかったということがまずあります。
メーカーであれ、金融であれ、なにか一つに絞って、仕事をするということが決断できなかった。
就職活動をして、内定もいただきましたが、どうも踏み切れなかったんです。
よく言えば好奇心旺盛、悪く言えば優柔不断でしょうか。
そこで大学院へ進み、紆余曲折を経て、地方公務員というのもありかな、と思いました。
地方公務員というのは、基本的にその管轄する地域を何から何まで面倒をみます。
(防衛とか、一部の国の仕事を除きますが。)
なので、福祉医療はもちろん、教育、IT、産業、農業、、、なんでもかんでも仕事になります。
行政職は、これを数年単位で経験していくんです。
たくのすにとって、これは非常に魅力的だったんです。
ここまでまったく違うことを数年単位で学べるのは、非常におもしろいものですよ。
まあ、苦労も当然ありますが。
志望動機~その2~

次に、「公」の問題を解決することのやりがい、でしょうか。
民間は利益追求が云々・・・みたいな話ではないですが、やはり行政と民間企業では、存在目的が異なります。
企業の目的は利益を追求すること。
利益を株主に分配することです。
誤解を恐れず極論すれば、儲かればなんでもいいし、最終的に顧客にならない人はどうでもいい。
(もちろんそうではないという会社もあると思いますよ。)
対して、行政はそうはいきません。
大嫌いな人でも、なんの利益にもならない人でも、顧客として、お客様として扱わなければなりません。
それは、窓口等での直接的なサービスの場合もそうですが、政策を考える際は特にそうです。
あらゆる人を念頭に、平等に、物事を考えなければなりません。
様々な関係者の意見を聞きながら、視野を広げてあらゆる方向を考慮し、落としどころを探っていく。
これは、答えは当然ありませんし、非常に奥が深いものだと思います。
たくのすは、もともとそういった方向の勉強が好きでしたし、仕事にしてみたいと思ってしまったんですね。
その他にも、なぜ県庁なのかをいろいろ分析しましたが、主に上記の2つが志望動機の柱ですね。
なぜ地方公務員なのかはよいとして、なぜ県庁なのかはまた今度。
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