こんにちは。たくのすです。
周りが仕事をしないストレスで死にそう。(´;ω;`)
さてさて、今回は皆さん(特に受験者)も興味があるであろう学歴と県庁について。
完全に独断と偏見ですし、たくのすの勤めている県庁での話になりますけども。
そもそも県庁職員って世間から見てどうなんでしょう。
高学歴?低学歴?
世間的に公務員ってどうなの?
ここで一冊の本を紹介します。
『胎が据わった公務員になる!新しい仕事哲学と自分の鍛え方 (朝日新書)』中野雅至
著者の中野雅至さんは、市役所→厚生労働省→新潟県課長(国から派遣)→大学教授といった経歴の方で、公務員関係の本をたくさん書かれています。
うーんという内容もたまにありますが、公務員目指している方は読んでおいて損はないです。
さて、↑の本からいくつか抜粋してみました。都道府県職員について以下のような記述があります。
①「地元の名門伝統公立高校や有名私立高から名門国立大に進んだ典型的エリートです。それにもかかわらず、世間から都道府県職員はエリートとみなされていない・・・」
②「エリートなのに給料は高くない。」
③「人事評価が極めて曖昧で、何が出世の決め手なのかがさっぱりわからない。高学歴者がごろごろいるにもかかわらず、高校卒で県庁に入ってから夜間大学に通ったたたき上げが大出世したりする。高学歴職場であるにもかかわらず、学歴が決め手にならない。」
④「出世が遅くて、時には人事評価が不合理なところへもってきて、国から天下り的に若いキャリア官僚が出向してくる。」
たくのすの見解
これに対してたくのすの私見は・・・
①について
確かに地元の有名校出身者は多いです。
県で1番の公立高校出身の人が非常に多い印象。
聞いてみればおまえもかっ!みたいな。
世間からの評価という点でいえば、まあ近所のおばさんには、「いいところに勤めてるわねえ」といわれるが、大企業や官僚の友人などからすれば「ふーん(場合によっては「( ´,_ゝ`)プッ」)」て感じですかね。
②について
言わずもがな、です。
給料はくそ安いと思います。
想像しているよりもびっくりするくらい安いです。
そこらへんの大企業にはいった友人とは格差がすごいです。
あと、そこそこの市のほうが給料は上です。
③について
これは・・・
どうなんでしょう。
ちょっと違和感カナ。
幹部の出身大学とか全部知っているわけではないのでなんともいませんが、基本的にはやはりそこそこの有名大学を出ている方が、上の方には多いという印象です。
早慶とか、旧帝ですね。東大京大もいますね。
これは完全にたくのすの私見ですが、大学名とか試験の成績くらいしか出世に関して判断材料がないんじゃないかな。
毎回業績評価みたいのはやってますが、
そこで差がついているとはどうしても思えないのです。
公務員の仕事って大半は誰でもできますし。
よほど大きなミスとかしない限り減点にならないし。
どんなに効率よく仕事しても、普通にやってる右の人や、ちょっとトロい左の人とそこまで大きな差はつきません。
評価も開示請求の対象ですから、それなりの理由がないとなかなか極端な評価をつけれない、て評価者が言ってるのきいたことあるしw
入庁して、大学名、試験の成績が良いと基本的に出世しやすい配属先(激務)に行きますから、そのまま大きなミスもしなければ、名前も広まって順当に出世していくって感じがします。
知事に覚えてもらったりしてね。
まあ、上へ行けばいくほど実力?がみられるんでしょうし、
一緒に仕事すればできる人というのはすぐ分かりますけどね。
④について
これはありますね。
うちにもいますよ。
省庁からきてる人。
いい人悪い人、できる人できない人それぞれいます。
地方創生といいつつ、超重要ポジションに国から派遣されてきて居座ります。
こちらにもメリットがあるからいいんですけどね。
扱いがめんどくさいですが。
結論

・・・ということで、そう一言でいうと学歴に関しては「中途半端」てことですな。
まあ高学歴が多いけど、官僚や大企業とかに比べれば、給料やらインパクトやらたいしたことないし、出世も遅いよね。しかも何が決め手かわからないし、国から若い官僚がいきなりやってきて、ポストを奪っていくこともあるよね、みたいな感じです。
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