地方公務員か民間企業か迷ったら・・・その①公務員の安定とは

地方公務員の就職

こんにちは。たくのすです。

異動履歴にも書きましたが、たくのすは民間企業に出向していたことがあります。

そんなたくのすが、地方公務員と民間企業で迷っている方へお伝えします。

そもそもなんで公務員になりたいの?

まず、本音ベースでなぜ公務員になりたいのか考えてください。

本当に、その公務員の仕事がやりたくて、給与とか待遇とか関係ないというなら、もう公務員一択でOKです。

例えば警察とか、消防とかは、もう公務員になるしかないですからね。

でも、実際はそんなことあまりないですよね。

特に行政職員は。

公務員は安定している。

公務員は不況に強い。

公務員はノルマがない。

公務員は仕事が楽。

公務員はクビにならない。

民間企業と比べて筆記試験重視。

こういった考えが、公務員志望者の実際の志望動機になっている部分が大いにあると思います。

ヤフーニュースにこんな記事がありました。

高校生がなりたい職業TOP3 「教員」と「公務員」、残りの1つは?

もう、志望と重視していることのちぐはぐ感がすごいのですが。

教員や公務員なんて、まったく給料の待遇よくないですし、人間関係もよくないですから。

まあ、高校生ですからね。

でも、なんとなく、公務員なら安定していて趣味の時間もとれそうという考えが透けて見えます。

公務員は安定している・・・かもしれないが

コロナの影響により、やっぱり公務員がいいよねって話がまたでてきてます。

確かに、公務員は簡単にクビにはなりません。

それは大変ありがたいことです。

(まあ民間企業も簡単にクビになりませんけどね。)

でも、そんなにいいことばかりではないですよ。

このブログでもいくつか話しましたが。

もはや、大半の部署は定時上がりなどないです。

そして仕事ができればできるほど、仕事がふられます。

ずっと大変な部署を回されます。

休みもしょっちゅう潰れます(無給)。

そして、どんなに仕事を頑張っても、給料に反映はされません。

つまり、クビには確かにならないかもしれない、でも精神的、肉体的にはかなり厳しいことが続くと思ってください。

今はまだ、仕事ができる一部の人にこの傾向がありますが、これは一般的な職員にも広がっていきます。

産休や育休、傷病休暇、介護休暇あらゆる手を使って、楽な部署を回っている人や、仕事ができず、出先機関ばかり回っている人。

まだ、この人たちはいわゆる「楽な公務員」の恩恵を受けているかもしれません。

でも、確実に変わっていくはずです。

極端な負担によって、できる人ほど組織から抜け出すか、つぶれるか、そもそも志望しない、からです。

当然仕事を回す人が減っていくので、普通の人がどんどん繰り上がってくようなイメージです。

民間よりはマシだろ?

ほんとにそうでしょうか。

少なくとも、たくのすのいた企業では、もっとまともでした。

できる人は評価され、残業代もしっかり管理され、休日出勤等基本的にやりません。

脱線しましたが、何が言いたいかというと「公務員の安定は確かにあるが、それは大きなものの犠牲が前提である」ということです。

続きます。

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