こんにちは。たくのすです。
今日は、公務員試験にも役立つ、国の資料を紹介します。
ちなみに、国の資料や自分が受験する自治体の公表資料から、自分の論理を構築し、面接で説明できる人は強いです。
今回の趣旨ではないですが。
現役公務員の人でも、もし知らない方がいれば、自分の環境がよくわかるので、ぜひ見てみてください。
地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果
これは、最新のもので元年度のものが公表されています。
これ、おもしろいですよ。
時間外勤務の状況、育児休業等の取得状況、メンタルヘルス対策の取組状況など。
そして、実態はもっと悲惨ということがわかっているからなおさら面白いです。
都道府県本庁の時間外勤務の状況
例えばこれなんてどうでしょう。
都道府県本庁の時間外勤務の状況です。
どうやら月の平均残業時間は17.5時間となっているようです。
これは、「実際に賃金が支払われた表面上の実績」ですね。
17.5時間というと、÷4で週4.375時間です。
つまり一日1時間ということです。
1時間というとまあ、最低でも7時には帰っているでしょう。
そこで皆さん、夜中の9時くらいにお近くの県庁なり道庁なり都庁なりにいってみてください。
上の計算とまったく異なる、電気がついた部屋の数に遭遇すると思います。
部署によって多少ばらつきがあることを差し引いても、「実態と異なる」ということがわかると思います。

受験者数、競争率の推移
続いて、受験者数や、競争率の推移をみてみましょう。

はい。恐ろしく減ってますね。

次に競争率です。こちらもきれいに下降していますね。
ちなみに、合格者は減っていませんよ(だから倍率が下がるんです)。
よく地方公務員人気とか言われていますが、こんなものです。
ほかにも面白いデータがたくさんあるので、ぜひ公務員試験受験予定者は目を通しておくといいですよ。
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