地方公務員(県庁)のお仕事~本庁と出先機関~

地方公務員の仕事

こんにちは。たくのすです。

公務員、特に地方公務員て、一般的に『楽』なイメージがあるかと思います。

たくのすとしては、正直なんともいえません。

楽な部分もありますが、ブラック企業のような部分もあります、両方です。

県庁には、本庁と出先機関というものがあります。

民間企業でいうところの本社と支社でしょうか。

ただ、民間と比べると、その差、というか違いは大きいのではないか、と思ったりもします。

本庁?

たくのすは最初の配属は出先機関で、その後ずっと本庁にいます。

基本的にたくのすが歩んできた本庁の部署(福祉系、財政系、総合企画系)は激務部署で、正直いつつぶれてもおかしくない状態でした。
(実際、毎年多くの先輩方が、メンタルで消えていきました。)

特に福祉系の部署や財政系の部署は土日もほとんどなく、年末年始も出勤してました。

本庁というのは、基本的にはその県全体を統括する立場にあります。

自分達より後ろにはなにもないので、自分たちで考え、判断しなくてはなりません。

国に確認する、という手段もなくはないのですが、国は国で忙しいので、あんまり助けてくれません。

もちろん例外もありますが、各出先機関で起こった問題が集められ、解決を求められるといった感じですかね。

その他に、当然多くのルーティンワークがあり、予算要求や新規事業の調整、議会対策等はすべて本庁で行います。

国から責めれられ、県民から責められ、議員から責められ、市町村から責められ、挙句の果てに、同じ組織の出先機関からも責められるという。。。

残業やメンタルが多いのは、やはり本庁になります。

出先機関は?

一方、出先機関は、これはもう、やはり圧倒的に事務量が減ります。

えっ?これしか事務分担ないの?ってかんじです。

出先機関にいたときは、暇でどうしようもない時がありました。

また、チームで仕事をするため、隣の人が自分と全く同じ仕事をするということも、かなりの安心感があります。(例えば、A市担当は○○さん、B市担当は××さんといった感じで)

本庁の場合は、基本的に隣の人が同じ仕事をしているということはなく、運がわるいと周りの人が全然わからない仕事をいきなりやらされたりします。

では、出先機関は楽なのか??

いや、そうとも言えない。

言えないんです。

出先機関は、上記の理由から、そんなに仕事ができなくてもなんとかなります。

できなすぎでも何とかなります。

というかマイナスの影響しかない人がたくさんいます。

そう、人間関係が大変なんです。

まあ本庁が大変じゃないというわけではないんですが、出先機関を何年も回されている人の中には、一日中ネットサーフィンしたり寝てたりしている人がいます。

それでもある程度まで昇進しているので、そんなやつの下になった日には大変です。

仕事量が倍になるし、理不尽に文句言われるし、でも給与はこちらより高いしで、仕事のモチベーション的には最悪です。

たくのすの上司も一日中テトリスをしたり、爪を切り始めたり、コーラ飲んでゲップしたり、お客さんを怒らせていなくなったり・・・

本当にひどかったです。

いいことないじゃん!

まあ、そんなわけでいずれにしてもひどいことが多いのです。

なんなの?県庁とかそんなにひどいの?

と言われると、まあそうねって感じです。

だから転職を考えているんです。

とはいえ!

とはいえ中小企業とかに比べると、まあ、マシなのかもしれません。

売れるまで帰ってくるな!とかはないですからね。。。

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