こんにちは。たくのすです。
そろそろ予算要求の時期ですね。
予算要求といえば財政課です。
財政課のイメージといえば、
エリート、長期間労働、頭が固い、敵・・・・
いろいろあると思います。
今回は、まず、財政課がどんな仕事をしているのかについてお話します。
ちなみにたくのすは数年在籍していましたが、二度と行きたくはないですね。
財政課の仕事

ここでは、主だったものをご紹介します。
①予算編成業務
当初予算や補正予算の編成を行います。
各部局から提出される予算の要求書について、内容を査定し、必要な予算を措置します。
特に当初予算編成が行われる10月頃から2月頃までは、忙殺されます。
数字を間違えようものなら、めちゃくちゃ怒られます。
よくわからない中で、自分がすべての責任をもってあらゆることに答えないといけません。
②決算統計業務
決算統計といわれる、総務省に提出する様式を作成するという業務です。
だいたい5~7月はこれで終わります。
大半の財政課の職員はとても苦しめられます。
③各部局の重要案件の処理
財政課には、日常的に部局から様々な重要案件が持ち込まれます。
財政課は、その案件について一定の判断を下さなくてはなりません。
例えば、予算を取ってなかったけど、急に5,000万支払う必要ができたので、予算の流用を認めて欲しい等。
担当者は、ヒアリングを行い、課長や部長なりに説明をして決裁をもらわなければなりません。
基本的な説明の仕方は予算と同じなのですが、不定期にやってきて、締め切りもタイトであることが多いので、めんどうです。
④その他
地方交付税の算定や、地方債の発行、予算に関するあらゆる照会・・・
大変かと言われれば、超大変
正直財政課といえば、①や②が思いつくと思いますが、実は③や④も重いのです。
これらが複合的に組み合わさってやってきます。
ちなみに、国の官僚も激務として有名ですが、地方の財政課等激務部署も負けてないと思います。
なんていうか、「激務」の内容が、国よりもひどいんですよね。
内容に時間をかけるのは確かにあるのですが、それ以上に体裁とかに時間をかけています。
国に派遣されていた人もたくさんいますが、国の方が全然マシって話もよく聞きます。
ちなみにたくのすは民間企業にも派遣されていましたが、そこでは大半内容で、組織内での意思決定に要する資料等くだらないことに時間は全くかけていませんでした。
休みは取れないの?
そうですね。
まあ、有給休暇を5日取れれば十分って感じでしょうか。
人間関係は?
最悪でしたね。
基本的にいい人はいないです。
皆仕事に忙殺されてるので。
あと、体育会系ですから、上下関係とかクソめんどくさかったです。
いいことないの?
まあ、ないです。
嘘です。
多少はありますが、それは次の機会に。
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